ショッピング・ECサイトで重要な7つのポイント
運用面を考慮したシステム選定を!
ショッピング・ECサイトの場合、通常のホームページと異なり、顧客対応や発送業務、在庫管理などのオペレーション方法を先に決めなくてはいけません。
以下に、いくつか例を挙げてみます。
- 発送業務は代行を利用するのか、自社で行うのか。自社で行う場合、どこの配送会社にお願いするのか。
- 自社ECサイト以外のモール系(Amazonや楽天、Yahoo!など)への出品予定
- 商品の在庫管理方法
- メルマガやSNS等のCRM、お客様へのフォロー体制と方法の整理
- 各種広告出稿予定 ※システムにより向き・不向きがあるため
- (システム入れ替えの場合)顧客情報や商品情報の引き継ぎの有無
などなど、たくさんあるのがショッピングサイトの大変さであり、おもしろさでもありますよね。
もちろん、これらの詳細が決まっていなくてもショッピング・ECサイトを開設することはできます。
ただ、システムにより向き・不向きもありますので、その後の運用のことを考えると、先に決めておく方が良いでしょう。
お客様との定期的なコミュニケーション体制を準備する!
新規顧客獲得コストはリピーター獲得の5倍と言われています。
ECサイトの売上をアップさせていくには、お客様に再購入してもらう仕組み作りが必要不可欠です。
- 定期便、サブスクにできないかを最初に考えておく
- 再購入特典を用意する(ポイント、会員ランクなど)
- 一度購入したお客様へのフォロー体制を決めておく
お客様の声としてインタビューさせていただく等のコミュニケーションもおすすめです。
特に女性のお客様は良いものをシェアすることを拒まないので、快くご協力いただけるケースが多く、中にはそのまま商品のファンになってくださるお客様も!
商品やサービスの強みを訴求!
みなさまの商品やサービスを選んでくださるお客様は、何を決め手にされていますか?
もしもその決め手になる理由が複数ある場合、競合優位性が際立つポイントはどこでしょうか?
そこに焦点を合わせて考えていくと、一番の強みが見えてきます。
その強みこそが、ホームページのキラーコンテンツとなり得るのです。
商品やサービスの強みは、ターゲットに適切に届けなくてはいけません。
そのため、ユーザー分析(お客様アンケート)などの実施も重要です。
※改めて商品アンケートを取りたい場合も、アイウェイヴにご相談くださいね★
3秒で効果が分かるキャッチコピーを!
ホームページの入り口となるファーストビューには、商品・サービスの紹介だけでなく、商品やサービスによって得られる結果や効果のキャッチコピーを置くことが大切です。
これは、セールスライティングの鉄則であり、キャッチコピー1つで売上が左右されることもあるのです!
例 |
誤 酵素が入ったサプリメント 正 感動体験!生酵素サプリメント 誤 おしゃれなソファ 正 くつろぎの機能美ソファ |
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効果が分かる言葉を少し入れるだけで、商品購入後のイメージがグッとつかめるようになります。
アイウェイヴでは、専門のWebライターがキャッチコピーのご提案も行います。
商品やサービスをただサイトに掲載するだけでは、その価値が伝わりにくい場合もあります。
その場合は、プチ体験型コンテンツの設置、サンプル請求、ステップメール、動画の活用など、さまざまな手法と組み合わせていくことをおすすめします。
スマホサイトは“ユーザーファースト”で!
特にBtoC型が多いECサイトでは、アクセス解析を見るとモバイル(スマートフォン)からのアクセスが半数以上を占めていることが明らかになっています。
スマホを使って決済をするシーン
- 通勤時間に家族へのギフトを購入
- 主婦がテレビを見ながら美容家電を購入
- 友達同士でお茶しながら旅行先を予約
- などなど
「スマホファースト」「モバイルフレンドリー」とは、単にPCよりもスマートフォンを優先してサイトを構築すれば良いということではありません。
前述のとおり、スマートフォンからサイトへアクセスしている消費者の状況や目的を考慮した設計=ユーザーファーストになっていることが大切です。
SNSはホームページと連携して相乗効果を!
ホームページは、企業名を明かした公式な情報であるため、信頼感があり商品購入につなげやすいツールです。
一方でSNSやブログは、商品・サービスの認知や拡散力、ユーザーとのコミュニケーションに優れています。
「①SNSで認知→②SNSフォロー→③コミュニケーション→④ホームページで商品を購入→⑤SNSで拡散→⑥さらに複数名がSNSで認知」という方法で、相乗効果を生み出していきましょう!
これらのSNSやブログは、その記事の数だけサイトへの入り口が増えていくことになりますので、お客様目線で、お客様が「見て良かった!」と思えるような、有益で豊富な情報発信を心がけましょう!
運用フェーズでは、必ず効果測定をしましょう!
ショッピングサイトの一番重要なこと、それは『運用』です!!
実施したキャンペーンや情報発信によってどのような効果があったか、紙媒体と違って解析しやすいのがWebの利点です。
アクセス解析によって、ユーザー属性や使用デバイスだけでなく、「もっとも購入につながっている施策」なども検証できます。
定期的なサイト解析・検証に、第三者の目線を取り入れてみませんか?
アイウェイヴでは、ショッピング・ECサイトを運営するみなさまに、「運用アドバイス」もご提案しています。
運用アドバイザーの役割については、こちらからご確認いただけます。