SEOに強いホームページで重要な9つのポイント
【最重要】Googleの考え方を知る!
現在日本国内では、Googleが検索エンジンの圧倒的なシェアを誇っています。
そのため、SEO対策=Google対策と言っても過言ではありません。
SEO対策を行う際は、Googleの目指す形を理解するところかがらはじめましょう。
Googleは、関連性と信頼性が最も高い情報を提供することを使命としており、ずっと以前からユーザーファーストを掲げ続けています。
検索アルゴリズムについては、Google公式サイトに以下のように明記されています。
ウェブ上に存在する情報の量を考えると、何か情報の整理を助けてくれるものがなければ、必要な情報を見つけるのは不可能に近いでしょう。
Google のランキングシステムはそのために設計されています。
検索インデックスに登録されている膨大な数のウェブページを分類し、最も関連性の高い有用な結果を瞬時に検索して、探している情報を見つけやすい形でユーザーに表示します。
検索結果を決める主な要因について詳しくは、以下の項目をご覧ください。
検索意図を把握する
ウェブページの関連性
コンテンツの品質
ユーザビリティ
文脈の考慮
Google検索アルゴリズムの仕組みからの引用
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/algorithms/
要素 | 説明(解釈) |
---|---|
検索意図を把握する | 単語の意味から、ユーザーが幅広い情報を得たいのか、具体的な情報を得たいのか、検索している真意を分析。 |
ウェブページの関連性 | サイト内のキーワード一致に加え、関連するコンテンツがページ内に含まれているかを分析。 |
コンテンツの品質 | コンテンツの新しさやユーザーエクスペリエンスの質などからウェブページの有用性を評価。 |
ユーザビリティ | 異なるブラウザで正しく表示できるか、あらゆるデバイスに最適化されているか、ページをスムーズに読み込むことができるかなどを評価。 |
文脈の考慮 | 現在地、過去の検索履歴などから、もっとも有用で関連性の高いコンテンツを表示。 |
上記にあるように、Googleアルゴリズムは、ユーザーの検索意図に合った良質なコンテンツを優先して表示すると言えます。
確実なキーワード選定を!
成功するSEO対策に欠かせないのが、キーワード選定です。
キーワード選定のポイントについては以下の通りです。
隙間キーワードを見つける
仕事につながる、強みにちなんだキーワードを選ぶ
競合の少ないキーワードを狙う
メインキーワードとサブキーワードを整理する
キーワード選定に役立つツールなど
Googleキーワードプランナー
Googleトレンド
サジェストキーワード
ライバルと差をつけるコンテンツ企画!
①で記した通り、ウェブページの関連性、コンテンツの品質こそ、ライバルに大きな差をつけられる施策です。
②で選定したキーワードを含むコンテンツであることはもちろん、どこよりも有益で価値あるコンテンツを作成していきましょう。
コンテンツ作りで参考になるもの
まずは、選定したキーワードで検索するユーザーの真意を知るために、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを見に行くと、意外な本音や傾向を発見できたりします。
その答えや解決策をコンテンツ内に盛り込んでみてはいかがでしょうか?
また、選定したキーワードで上位に表示されているページを調査してみるのも参考になります。
スマートなSEO構造設計(ディレクトリ構造)を!
きれいに整理されたディレクトリ構造のサイトは、検索エンジンのクロールのしやすさだけでなく、ユーザーが目的のコンテンツにたどりつきやすくなります。
これこそがGoogleが一貫して重視する「ユーザーファースト」の理にかなっているのはないでしょうか。
ツリー構造になっていること
URLの記述が無駄に長くならないこと
階層が深すぎないこと
上下の階層を行き来できるパンくずリストの設置も忘れずに!
優先順位に沿ったSEO内部設計(内部対策)も!
SEOに強いホームページを制作するためには、SEOの内部設計が欠かせません。
効果の高い施策に優先順位をつけて、実施・効果測定・改善を繰り返すことが大切です。
内部対策の一例
h1タグにキーワードを入れる
見出しタグを不規則にしない
程よいテキスト量
画像にalt属性を設定する
404ページはrobots.txtで指定する
URLの正規化
SSL対応
XMLサイトマップを更新する
外部リンクの見直し(リンク切れがないかのチェックなど)をする
サイト内に回遊性を高めるページ内リンクを設置する
などなど
モバイルファーストインデックス(MFI)を意識する!
世界中の検索デバイスは、すでにモバイルがPCを上回っています。
2018年に開始が発表されたモバイルファーストインデックスにより、スマホサイトを軸に検索順位が評価されるようになりました。
では、モバイルファーストインデックスの対策は、具体的に何を行えば良いでしょうか?
以下に、スマートフォンサイトだからこそ特に気を付けたいポイントをまとめておきます。
読みやすいフォントサイズ、文字のメリハリ、程よい行間
タップしやすいボタンの大きさ
フォームは指一本で操作しやすく
画像は圧縮してCSS対応することでサイトを軽量化
スマホでの通信速度を考慮して、不必要なJavaScriptは使わない
表示速度の高速化!
2018年、Googleのスピードアップデートが導入されました。
スピードアップデートとは、モバイルページの表示速度が遅いと、検索エンジンからの評価がマイナス要因になるというものです。
ページの表示速度はユーザーエクスペリエンスに深く関係しているため、速度が遅くなればなるほど、直帰率や離脱率の増加、コンバージョン率の低下につながります。
Googleは、そこに注意を呼びかけているのだと考えられます。
Webサイトの表示速度を高速化することで、ユーザーファーストに努めましょう。
表示速度を改善する方法
画像データを圧縮する
不要なアニメーションや動画を使わない
CMSテーマソースの軽量化
データベースの最適化
キャッシュを活用する
サーバースペックを見直す
などなど
画像のSEO対策も忘れずに!
調べものをする際に、Googleの画像検索を活用する方も多いのではないでしょうか。
画像検索機能を使う以外にも、例えば「コンパクトカー 赤」などで検索すると、自然検索結果よりも上に画像が表示されます。
アイトラッキングテストでも、ユーザーの目線は、文字情報よりも画像が優先されることが分かっています。
画像で強みを伝えやすい商品やサービスを扱っている企業様は、ぜひ画像のSEO対策を実施しましょう。
画像のSEO対策
alt属性を設定する
具体的な画像名にする
画像サイトマップを登録する
などなど
コンテンツSEOの実施と運用を!
最新のSEO対策と言えば、やはり「コンテンツSEO(コンテンツマーケティング)」で、SEO対策とは切っても切り離せません。
コンテンツSEOとは、有用なコンテンツを発信し続けていくことで、自然検索からの流入を増やし、Webサイトの露出を増やしていくSEO対策です。
コンテンツSEOは、施策内容の企画からコンテンツの制作、日々の運用まで、労力をかけて行っていく必要があります。
「一度発信したらそれでおしまい」ではなく、定期的にサイトの分析を行い、適切に運用していくことが大切です。
サイトの分析から運用に活かしていけるものの一例
流入増加につながったコンテンツはどれか?
このコンテンツを見ているのはどんなユーザーか?
ユーザーに刺さったコンテンツは何だったか?
アイウェイヴでは、定期的にサイトの分析・効果測定を行う「運用サポートサービス」もご提供しています。