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2022.03.02

3月8日は国際女性デー! 世界や日本ではどんなことが行われている?


3月8日は、国連が定める国際女性デー。
なんとなく耳にしたことはあるけれど、実際どのような日で、どのようなことをするのか、よくわからない人も少なくないのではないだろうか。
今回は、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」との関係も深い、この国際女性デーについてみていきたい。

日本の働く女性の現状

世界銀行が1日に発表した190カ国・地域の経済的な権利を巡る男女格差調査によると、日本は昨年の80位タイから103位タイに大きく順位を落とした。

また、世界経済フォーラム(WEF)が発表した「ジェンダー・ギャップ指数2021」でも、日本は153カ国中120位。
特に経済・政治分野で大きく遅れをとっており、日本では女性が社会で十分活躍できていないことを示している。

さらに、新型コロナウイルスの感染拡大により、保育園の休園や小学校の休校・学級閉鎖が相次ぐ中、男女の育児・家事負担の偏りも表面化
子どもが家にいることで仕事を持つ母親に大きな影響が出ており、出社できない、働けないという声が広がっている。
女性の働く環境が不安定になればなるほど、男性と女性の経済格差がさらに広がっていくという悪循環を招きかねない。

日本や世界で女性の経済・政治分野への参加を推進し、ジェンダー平等を実現していくためにはどうしたらいいのか。

それについて考え、アクションする日が「国際女性デー」だ。

国際女性デー

国際女性デーとは?

国際女性デーとは、女性の社会参加と権利向上を呼びかける日のこと。
その起源には諸説あるが、1904年3月8日にアメリカの女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモがきっかけだと言われている。
この動きは次第にヨーロッパなどにも広がっていき、1975年、国連が3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」に制定した。

イタリアでは3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれており、日ごろの感謝の気持ちを込めて、母親や妻、同僚といった大切な女性に黄色いミモザの花を贈る習慣がある。
このミモザの日は世界各地に広がりを見せており、ミモザの色である黄色は「国際女性デー」のシンボルカラーとしても知られるように。

また、国際女性デーには毎年国連がテーマを定め、そのテーマにちなんだディスカッションが行われたり、女性たちが自分たちの生き方について考えたりする機会を提供している。

2022年の国際女性デーのテーマは、「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」。
このテーマに合わせた企画やイベントが、今年もさまざまな国や地域で実施されている。

実際、国際女性デーには、国内外でどのような取り組みが行われているのだろうか?

国際女性デー

海外での取り組み

アフガニスタンやカンボジア、キューバ、ネパールなど、世界では国際女性デーを祝日に定めている国が25カ国以上ある。
また、祝日にこそなっていないものの、イタリアの「ミモザの日」のように国際女性デーにちなんださまざまな取り組みを行っている国は少なくない。
ここでは、その一部をみていこう。

アメリカ

国際女性デーには、各都市でその年のテーマに沿ったイベントなどを開催。
また、3月いっぱいを「女性史月間」と定め、歴史における女性の貢献を称える期間としている。

フランス

経済格差の解消や女性への暴力反対を訴え、各地でデモが行われることが多い。
昨年の国際女性デーには、パリ市内で女性の権利や性被害防止などを訴える大規模なデモが行われた。

中国

「女神節」「女王節」などとも呼ばれており、働く女性は午後から半日休暇を取得することが推奨されている。
女性はショッピングや食事を楽しんだり、男性から女性へプレゼントが贈られることも。

ベトナム

3月8日の国際女性デーのほか、10月20日も「ベトナム女性の日」として制定されている。
どちらの日も男性から女性に感謝の気持ちを伝えるとともに、花などのプレゼントを贈る習慣がある。

 

このような国としての取り組みのほか、民間の企業・団体による企画も増えてきている。

たとえば、着せ替え人形「バービー」で知られるアメリカのマテル社は、バービー人形生誕60周年の2019年に、国際女性デーに合わせて世界で活躍する女性20人のバービー人形を発売
その中には、日本勢ではじめて四大大会シングルスを制覇したプロテニスプレイヤーの大坂なおみさんや、ユニセフ親善大使で司会者としても活躍する黒柳徹子さんをモデルにしたものもあり、日本でも話題になった。

国際女性デー

国内での取り組み

日本ではまだなじみの薄い国際女性デーだが、近年国内でも徐々にイベントや催しが行われるようになり、新聞や雑誌、Webメディアなどでも国際女性デーに合わせたさまざまな特集が組まれるようになってきた。

中でも注目したいのが、「女性の生き方を考える日」としてHAPPY WOMAN®実行委員会が全国各地で開催している「国際女性デー | HAPPY WOMAN FESTA」というイベント。

今年で6周年を迎えるこのイベントでは、国際女性デーに合わせてラジオや雑誌とコラボした企画を立ち上げたり、各種セミナーやキャンペーン等を実施したりしている。
また3月8日には、持続可能な社会づくりに貢献した女性や企業を称える「国際女性デー表彰式」を行うなど、女性のエンパワーメントとジェンダー平等に向けて活動しているのが特徴だ。

ほかにも、2022年は複数の団体が女性のヘルスケアなどに焦点を当てたイベントを開催する予定となっている。

このように、日本でも「国際女性デー | HAPPY WOMAN FESTA」を筆頭に、国際女性デーを浸透・定着させるための活動が少しずつ広がっているといえるだろう。

国際女性デー

インターネットやSNSを活用した事例

国際女性デーに合わせ、インターネットやSNSを活用したさまざまな取り組みも行われている。

Googleは、毎年3月8日に検索ロゴを国際女性デーに合わせたものに変更。
期間中に「女性史月間」や「Women’s History Month」などのキーワードで検索すると、画面の上からカラフルな紙吹雪が飛び出してくるしかけも施している。

上述の「国際女性デー | HAPPY WOMAN FESTA」では、リアル&オンラインのハイブリッド型でのイベント開催を予定。
公式YouTubeチャンネルで国際女性デー表彰式やセミナーを視聴できるようにするほか、SNSを通じたキャンペーンも行っている。

「女性の健康が世界を変える」をスローガンに今年発足したプロジェクト「Women’s Wellness Action from Shibuya」も、国際女性デー月間SNSキャンペーンを展開中。
指定のハッシュタグとともに、自らが実践しているココロとカラダに良い行動をSNSに投稿するだけで誰でも参加することができる。

また、家具や生活雑貨を販売しているIKEA社は、世界中で女性が男性の3倍以上の家事をしていることに着目。
昨年の国際女性デーに、Instagramのストーリーで「家事の平等を考えるデジタルカードゲーム【Fifty-Fifty】」を限定公開した。
10個の質問に答えることで、日々の家事分担についてパートナーと話すきっかけができるようになっている。
※現在は、英語版の特設サイトでのみ質問のいくつかをチェックすることが可能。

ほかにも、3月8日にミモザカラーの着こなしをSNSに投稿するファッショニスタも増えているという。

今後も、オンラインを活用した国際女性デーの取り組みは活性化してくるにちがいない。

国際女性デー

国際女性デーに、私たちができること

国際女性デーに興味はあっても、関連イベントやセミナーなどに参加する時間を捻出するのが難しい人もいるだろう。

直接的な行動を起こさなくても、私たちにできることはたくさんある。

たとえば、3月8日にミモザの花を家に飾ってみたり、黄色のアクセサリーや小物などを身につけたりするだけでも、自分たちの生き方やキャリアについて改めて考えるきっかけになるだろう。
手軽に参加できるSNSのキャンペーンをのぞいてみるのも◎。

女性の権利向上やジェンダー平等といった大きな目標を実現するためには、まずそのことについて関心を持つことが大切だ。

「知る」ことが、「変わる」ための第一歩になる。
ひとりでも多くの人が「国際女性デー」に心を寄せることで、私たちにとってより生きやすい社会へと向かっていくにちがいない。

 


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